イ·ギョンス(放送通信大学 日本学科 教授)

▲ イ·ギョンス(放送通信大学 日本学科 教授)
▲ イ·ギョンス(放送通信大学 日本学科 教授)

私は大学で日本語を教える教授として日本で学ぶことは学び、私たちの良い価値と礼儀そして多様な文化などを教えている。日本人とは仲良くよく過ごしている。最近は海外へ出るのも難しくなりとても残念だ。

2021年を無事に終えたので、2022年の新しい計画を各自が立てればと思う。

年末年始の日本人の風景は独特と言える。私は具体的に新年の計画を立てて実践しようと努力している。幼い頃もそうだったが、日本に留学した時から具体的に新年の計画を立てることが生活の一部になったと言える。私は新年を重視しているが、日本人は年末年始を同じく重要視しているようだ。

年越しを送り、新年を迎える日本人の情緒は韓国とはずいぶん違う。若い時経験した日本の年末年始の印象的な姿は今でも忘れられない。年末の大掃除、大晦日の年越しそば、年賀状、初詣で新年の希望を祈ることが印象的だった。日本人なら天照大神の神を祀る伊勢神宮(20年ごとに神宮を壊して新築する)に訪問し参拝したいという日本人が多い。一生に一度は伊勢神宮を訪れ願い事をしたい日本人が多い。伊勢神宮に訪問し、願い事をするのが一生の目標であり、人生に意味を置くように見える。このように日本人のお寺や神社に訪問する新年祈願の参拝は驚くばかりだった。日本人はこのようなことを通じて、最後と最初を確実にするという感じを受けた。

まず年末になると、新しい気分で新年を迎えるために全国で大掃除が行われる。家庭はもとより、学校や会社などでは従業員一同が集まって、隅々まで磨いて掃除をする。神社とお寺で行われる大掃除は「すすぎを落とす」という意味で「すすはらい」という名前で呼ばれる。エプロンを着て頭巾とマスクで重武装した多くの信徒が、数列に並んで棒で畳のほこりを払いながら前に進む姿は、まるで熟練した軍人のように一糸乱れずにいる。

年を締めくくる大晦日は家族で「年越しそば」と呼ばれるそばを食べる。長くてよく切れるそばを食べることで、1年間に起こった悪いことをすべて断ち切り、新年には良いことだけが長く続くことを願うと言う意味が込められている。一方、昔は金銀細工師たちが作業場に散らばった金粉や銀粉を集める時にそば粉で作った団子を使ったということから、そばは金運をもたらすからだという説もある。面白いのは、年が過ぎないうちに食べ切らないと幸運が逃げてしまうことだ。

11日の朝になると、また違った光景が目につく。 赤いオートバイに乗った郵便配達員たちがその主人公だ。電子メールやメッセンジャーなどを利用する人が増え、年賀状を出す人が年々減っているとはいえ、2022年にも全国から145千通を超える年賀状が送られてという。年賀状はたいてい1225日前までにポストに入れると、これを集めてから元旦に配達する。休日であると同時にお正月なのに休めない配達員たちは気の毒ではあるが、新年のお祝いと感謝の挨拶が入った年賀状を受け取って喜ぶ人々の表情を思い浮かべながら走る姿は一つの風物詩だ。

日本人にとって一年の始まりと参拝は切っても切れない関係だ。初詣と呼ばれるこの行事は、新年に入って初めて神社やお寺を訪れ、一年間に良いことがたくさん起こることを祈願するものだ。いくつかの有名な神社には数百万人の参拝客が訪れるため、自然に待つ美学を実践することになる。宗教に全く関心のない人も、この時だけは神社やお寺を訪れる。

こうした行事は一年を確実に締めくくり、新たな決心で一年を設計しようとする「決心一年」の表現が合うだろう。新年を迎える度に私たちは新たな決心をするが、三日坊主で終わりやすい。しかし、三日坊主で再び決心すれば、一年も三日坊主になる恐れがある。新年が明けたので、近づいてくる旧正月からでも、一年を目標に走ってみたらどうだろうか。

 

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